こども用品雑リサーチブログ

こどもに関するものごとを中心に、雑に調べたことや適当に経験したことをいい加減に記録

【雑レビュー】産休中にやっておきたいこと①写真と動画の整理→おもいでばこを導入

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第二子出産のための産前休暇に突入しました。

 長男の時は切迫早産で自宅安静指令が出ていたため、1日中横になってベビー用品をリサーチするという情報社会のトド的な暮らしをしていたのですが、今回はやることが半端なく多く、産前休暇中に果たしてタスクが終わるのか甚だ疑問です。

 

やっておきたいことはざっくり以下の通り。

  • 写真等思い出品の整理
  • 大量にある長男のモノの整理
  • 子ども用品の収納見直し
  • 部屋の片付け、というか取捨選択
  • 書類の整理
  • 電化製品(時計やカメラなど)の修理
  • 第二子の保活・保育園準備
  • 第二子用グッズ追加

等。

要は長男誕生後まったく捨てることをしなかったせいで部屋に溢れているモノや思い出を整理し、第二子スペースを確保する必要が出てきたということです。3年のツケは大きい。

ひとまずまったくのゼロからスタートとなるタスク、「写真整理」の方法から記録したいと思います。

 

我が家の写真について-現状-

これまで撮った写真や動画は、

  • スマホ:PCの外付けHDDに不定期保存
  • 昔のスマホ:オンラインストレージ各種に四散
  • ビデオカメラ:ハードの中に放置
  • ディズニー等:オンラインフォトでDVD化
  • プリント:家のあちこちに保管
  • デジカメ:ミラーレス一眼を買ったのでこれから増える予定

 と、色々な場所に散らばっている状態。この3年でスマホが変わったりしていることもあり、撮った写真がすべて残っているかも定かではありません。

 

また、今使っているクラウドサービスは4つです。それぞれの特徴を簡単に。

画像・動画アップ無制限、ただしサイズ圧縮する必要がある(圧縮無しは15GB迄)。RAWファイル(デジカメの画像形式)はアップ不可。

画像アップ無制限。圧縮不要でRAWファイルもOKだが、動画はトータルで5GBまで。

無料ユーザーは最大5GB。写真整理には向かないが、旧サービスからの移行者は40GB使用可能。Office365導入ユーザーは1TB迄。

無料ユーザーで容量1TB、RAWファイルも動画もOK。ただしアプリがない、日本版無し等、ユーザビリティに難。

 

そもそも学生時代の写真はまだ今ほど写真のクラウドサービスがなかった時にあったpicasa、Onedrive(旧Skydrive)、Facebookにフォルダも整理した状態で保存していたのですが、googleamazonのサービスが出てきてそれらを中途半端に使い始め、家の中だけでなくオンラインでも写真がバラけてきた、というのが現状です。

オンラインストレージは無料で便利に使える分メンテも必要です。サービス変更や終了も頻発するので長い目で見ると管理が煩雑。今出ているものの内容も一長一短で、どれをメインにしても一本化は難しそう…

PCにつないでいる外付けHDDには大元の写真がだいたい収まっているのですが、ほかのソフトやiTunes等のバックアップも含まれます。保存先としては十分ですが、整理や活用には結構不便。

やはり、写真や動画に特化したツール、出来ればオフラインに近い環境で一気に管理出来るのが望ましい。

写真整理に関する課題は

  • フォトブック等を作りたいのに色々な所を探すのが面倒でやれていない
  • 夫の写真をすぐシェアしてもらえない
  • ビデオカメラやDVDの映像をどこに保存すれば使いやすいかがわからない
  • そもそも見返さない、転送しっぱなし
  • PCの中で写真がダブりまくっているのを整理したくない
  • DL画像等が混在し、スマホ写真の撮影時系列がおかしい

このあたりを解決出来そうなモノやサービスを漠然と探していました。

 

「おもいでばこ」を導入

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別の調べ物をしている時、たまたまむねさださんのブログでおもいでばこを知りました。

写真やビデオ、撮ったままで見返せていない人にはコレ!Buffaloの「おもいでばこ」は写真と気軽に触れ合えるぞ! | むねさだブログ

はじめは「NASだかHDDだかに毛の生えたものを情弱向けに作って、こんなに高い値段で売りつけているのかバッファロー!ひどい!許さん!」と思っていたのですが、色々調べているとどうやら思っているのとちょっと違う模様… 

お高いとは思ったものの、結局買いました。

BUFFALO おもいでばこ 11ac対応モデル 1TB PD-1000S

BUFFALO おもいでばこ 11ac対応モデル 1TB PD-1000S

 

3月に出た第5世代を購入。1TBモデルと2TBモデルがありますが、 私が買ったのは1TBモデルです。新世代(買い替え機)が出るまで容量が保てば良いと考えると1TBで十分かと。

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おしりふき程度のサイズ。

おもいでばことは何かというと、写真特化型ストレージに思い出共有便利ツールがくっついているもの、という理解をしています。

単純にストレージのみが必要な場合やそれをネットワーク経由で取り出したい場合、写真や動画以外のバックアップもすべて一つの場所にまとめたいという方にはNASやオンラインストレージの方が格段に便利です。

おもいでばこをおすすめしたいのは、

  • リテラシーがまちまちの家族間で写真や動画を共有したり、家族全員分の写真を一箇所に集めたいという人
  • 小さい子どもがいて、子どもの写真や動画を毎日撮って整理が追いついていない人
  • 色々な人に撮った写真や動画を見せる機会がある人
  • 色々な場所に眠る写真や動画を自分でファイル整理するのが面倒な人

デジタルガジェットに興味がない、特にPCを持っていないというママやパパにもおすすめです。PCが家になくてもスマホやビデオをUSBでつなげば写真のバックアップが取れますし、皆で見返せます。

 

導入後、当初の課題はほぼ解決

テレビ接続なので皆で気軽に見返せる

ビデオカメラをつないだり、ましてやPCをテレビにつなぐことはなかなかなく、うちではビデオカメラをたまにテレビにつなぐ以外に撮った写真や動画を見ることがほぼありませんでした。

テレビにつなぐという形はその点素晴らしく、今まで見返す機会のなかった写真や動画を頻繁に見るようになりました。

リモコン操作もDVDとほぼ同じ形なので簡単で、子どもでも操作できます。

 

ガジェットに興味がない夫でも簡単に使える

テレビにつなげばPCを介さずに完結できる、操作がリモコンでできる。スマホアプリも直感的で使いやすい!

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※送信済みの写真にチェックが入る、全選択と日別の全選択、個別選択が可能

WEBサービス嫌い(ID登録をしたくない)でガジェットに興味ゼロの夫とオンラインで何かをシェアするのは困難を極めます。子どもの写真や動画はシェアしてもらいたいことも多いのですが、結局夫がPCに取り込むのを待つかメールで都度送ってもらうしか方法がありませんでした。

アカウント登録等がないおもいでばこはこれをクリアするのにぴったりでした。

 

Exifデータで重複排除」仕様が超便利

スマホ本体やPCに写真を保存する際、撮った画像や送ってもらった画像を気づかずに二重に保存している、といったことがよくあります。その際ファイル名が変わってしまうとPCでは別の写真と見なされ、重複排除されず同じ写真が別のフォルダに取り込まれていることも…

特に残しておきたい写真で起こりやすい事象です。いちいちチェックして消していく作業はあまりに面倒で一生やらないと思っていました。

 

おもいでばこはビット情報を見に行くため、画像が重複することがまずありません。DL保存等でExifデータがないものはもちろん重複することもありますが、表示情報に撮影機器等が出ないため、データの違いの把握が容易です。おもいでばこはとにかく作成の時系列に並ぶので、PCよりは重複チェックが楽に感じました。

 

転送出来る動画形式が広い(ただし4GBまで)

m2ts(ホームビデオカメラやブルーレイ)形式でもそのまま転送可です。ビデオカメラは直接USB接続するとワンボタンで中のデータを即取り込んでくれるのでラクです。読み込みもPCより早い。クラウドサービスではこの形式の動画は不可のこともあるので、おもいでばこをメインにしておけば写真と動画を一気に管理出来ます。

転送サイズ上限は4GB。日常で撮る動画はまず超えることはないかと。

私の場合、結婚式のムービーがブルーレイでギリギリ4GBを超えていたため、転送不可でした。(フリーソフトでmp4に変換して転送しました)

 

PCへの書き出しやスマホクリップも出来る

フォトブック用のアルバムを作ってPCに書き出しておくと、PCのフォルダから探すより編集が簡単です。これなら出来そうな気がする。

また、スマホ内の画像は転送後消してしまってもまたアプリ経由で再DL出来ますし、「クリップ機能」という容量を節約しておもいでばこのネットワーク外でも写真をアプリで見られる機能もあります。

 

カメラメーカーやプリントサービスに強い会社がやっているサービスもたくさんありますが、HDD等に強いバッファローさんだからこそかゆいところに手が届く操作性、利便性を実現されていて、ユーザーフレンドリーな作り!すごい。

 

写真の撮り方や保存の仕方が変わった

 おもいでばこ導入とルンバ導入には共通点があります。

当初の課題が解決するだけでなく、生活スタイルも変わること。(ルンバの場合は床にモノを置かなくなる、ルンバが入れる高さの家具を買う等)

おもいでばこの場合も同じで、「皆で見て楽しい写真を残さないと意味がない」という考えが強くなりました。

子どもが赤ちゃんの時によくある「動きがないのに何枚も撮ってほぼ同じ写真がカメラロールに並ぶ問題」。見返す時は何枚もあると邪魔にしかなりません。新生児の写真はなかなか消せなかったのですが、一番良いと思うもの1枚で良い、とやっと決断出来ました。

また、動画の撮り方にしてもブレがひどかったり暗いものや長すぎる・短すぎるものは見辛く、見返す気になりません。後で見ることを意識しないといけないということを痛感しました。

 

おもいでばこで見返しやすくなることで、自分にとって「何のために写真や動画を撮るのか」が先鋭化します。今まではそこがふんわりしていたので「せっかく撮ったから」とすべての写真を撮ったままにしていました。ちゃんと残せているのか不安で、消す勇気が出なかったこともあると思います。

家族の写真で他の人に見られたくないものや見せる必要がないものは残す必要がないし、スクショや自分の記録用の写真は別整理が必要なので、明確に整理出来るようになります。

うちの場合は、おもいでばこを導入して良かったです。