【いい加減出産記録③】愛育病院で無痛分娩を決行【入院生活編】
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今回は入院生活についての記録です。以下に記載している内容は当時聞きかじった内容なので、変更や覚え違いもあると思います…ご容赦くだせい…
愛育について・個人的な印象
入院中は日中と夜のシフト交代制で、受け持ちしてくれる方が半日ごとに変わります。担当制なので、要望や確認は担当の方が来られた時に聞くとスムーズです。担当変更になる際、皆さんめちゃくちゃ丁寧に挨拶してくださるので変更に気付かないということはなかったです。
愛育は基本的に妊産婦さん本人の意思を非常に尊重してくれます。裏を返せば、要望していないことはしません。
特に母乳育児について、愛育はスパルタだという見解をよく見かけますが、前提としてやりたくない人はもちろん強制されません。ミルクを足せないということもなく、授乳室では多くの方がミルクをもらっていました。
最初に授乳指導は基本的に不要という意思表示をしていたこともあり、私は指導をほぼ受けずに過ごしました。
場合により受けたい人が受けられないことや指導方法が気になることもあると思うので、まずは担当の方に要望を出すのが良いかと。新生児室・授乳室にいるスタッフさんは忙しいこともあるので、ナースコールで呼んで部屋で見てもらう等が良いかもしれません。
また、生活まわり(備品の貸し出しや書類関係等)のことはナースステーションにいるコンシェルジュさんにお伝えすると早いのではと思います。
快適に過ごすためのポイント
とにかく明確な希望の提示を!
バースプランすり合わせの際に助産師さんがおっしゃっていたのですが、方針として本人の意向が絶対なので、ミルクを足すことなど、赤ちゃんの健康管理上必要である時以外は病院側から提案が出来ないそうです。希望を出せば即対応してもらえますし、相談に乗ってくれます。とにかく意思表示が非常に重要とのこと。
こういった方針であることが伝わっていないことがあるのではと思っています。母乳育児についても、ママ側の印象と病院側の見解は多少異なることがこのすり合わせの際に分かりました。
バースプランが超重要
その産後の基本方針として、バースプランが非常に重要です。遠慮なくあれこれ質問が出来る機会はバースプランの事前すり合わせの時くらいですし、自分の希望を伝えられ、確認が出来る場でもあります。遠慮や配慮をしすぎず、正直な気持ちややめてほしいことなどを明確に伝えると良いのではと思います。
人によって対応が違う場合は合う方をチョイス
とても大きな病院ですのでスタッフさんも多く、皆さん非常にしっかりされています。だからこそ様々な考えをお持ちで、どの方の知識や見解も勉強になります。聞く方によって答えが違うものは、個人的には違うこと自体は気にせず、自分の見解に合う意見ややり方を採用していました。
実録・入院生活
出産当日
出産後、部屋の希望を確認される。安い順になのか〇〇円のみなのか、どこまでのランクだったらOKなのか等、希望ははっきり伝えました。麻酔分娩の場合は産後2時間LDRで休み、車椅子で移動(乗り降りは自分で)。
私は長男との面会もあるため、個室希望、価格の低い順、特室のみの場合は検討する、と伝えました。
わかったこと
- 特室しか空いていない場合は後日部屋の変更が可能
特室しか空いていなくて特室に入った場合、翌日以降他の部屋が空けば部屋を移ることができるそうです。非常に良心的。
なお、35,000円以下の部屋は一度入ってしまうとそれより安い部屋が空いても移ることは出来ない。
退院は10:00〜12:00の間に手続きするため、昼過ぎの出産だと部屋が空いているタイミングに当たりやすいとのこと。
私の時はまさに昼過ぎの出産で35,000円の個室が空いていたため、即決。ちなみに翌日は私が出産した日の倍の人数が産まれたそうで、部屋があっという間にいっぱいになってしまった模様でした。出産当日は大部屋で、翌日以降個室に移るというパターンが多そうです。
夜の担当の方に今後の説明と新生児室の案内をしてもらえた。丁寧で助かる。産後6時間経てば動いて良いということで、最初のトイレに付き添ってもらい、その後自由に移動して良くなる。今日は母子同室は見送り、預けて休ませてもらった。
1日目(産後2日目)
預けていても8:00前に赤ちゃんが1回帰ってくるので、朝から母子同室。
9:00頃診察があり、出血の状況を確認。問題なければシャワー許可が出る。この後診察は毎朝あり(体温と血圧、子宮収縮チェック)
10:00頃から赤ちゃんの回診開始(先生が来られたのは11:00頃)。体温や黄疸のチェックも。先生が回って来ることは退院診察までないので、不安なことはこの時に聞いておく。
聴覚スクリーニング検査の同意書、先天性代謝異常検査の申込書を受け取る。担当の方に提出すれば検査が受けられる。その日の内に受け持ちの方に提出。
わかったこと
- パンパース以外のオムツは捨ててはいけない
長男のオムツは捨てられないため、持ち帰りました。
- 8:00〜9:00の間は預けられない
新生児室で赤ちゃんの診察等があるため。ただしミルクをもらったり授乳室を使うことは可能です。
2日目(産後3日目)
子宮収縮は出血確認無くお腹を押してチェックだけの時もあったので、産褥ショーツから普通のものに変更。
同意書提出後、聴覚スクリーニング検査実施。看護師さんが対応、結果は退院診察時にとのこと。
産前に妊娠糖尿病と診断されていたので、産後の経過を見てもらうため10:00〜内科へ。2階の内科にて、外来の方と同じ形で予約してもらい受診。
その後11:00〜退院指導。愛育での手続きというよりももっと一般的な退院後の生活や赤ちゃんのことを説明していただけました。看護師さんが優しいので遠慮なく質問出来た。ママ同士の自己紹介もあり。
夕方〜夜は赤ちゃんの黄疸チェックと自分の採血等。
3日目(産後4日目)
連日夜中子どもがほぼ寝かったため、夜3時間ほど預けて寝る。3年経ち、夜型の新生児との闘いも厳しさを増している。
この日は昼から沐浴指導。沐浴指導は入院3日目と4日目どちらかで受ける。ママが受ける場合は担当の看護師さんと当日に時間調整して決めるが、ママ以外の家族が受けたい場合はあらかじめ予約が必要(授乳室にあるカレンダーの希望する時間に名前を記載)。
沐浴の指導内容が長男の時とまったく違い、衝撃を受ける。耳ってふさがなくて良くなったのか…頭から湯をかけるとは…
4日目(産後5日目)
経膣分娩で母子共に健康状態が問題ない場合、本来は5日目だが4日目でも退院出来る。長男もいるので4日目退院を希望していた(出産後に助産師さんに伝えておく)。
退院の日は忙しく、当日夜中の0時〜4時(!)の間に体重計測とK2シロップを飲ませに新生児室へ。朝から母・子の診察があり、終わり結果が問題なければ退院準備をして昼までには退院というスケジュール。荷物の片付けと退院服の準備は前日夜にやっておきました。また、出生一時金の直接支払制度の手続きは入院中に済ませておきました(コンシェルジュさんに依頼)。