こども用品雑リサーチブログ

こどもに関するものごとを中心に、雑に調べたことや適当に経験したことをいい加減に記録

【雑レビュー】Google Nest(旧Google Home)が育児の超便利ツールになった使い方【スマートスピーカー導入】

f:id:thats-research:20180508220546j:image

このたびひょんなことからスマートスピーカーGoogle Nest Mini(Google Home Mini)を導入しましたので、独断と偏見のもと、雑にレポします。

 

ビックカメラで無料で貰えた

ビックカメラで冷蔵庫を買い換えたところ、なぜか会計で小さなレジ袋を手渡されました。

中身はなんとGoogle Home Mini。購入者に対する無料特典のようです。スマートスピーカーは気になってはいたのですが、正直今は買うほどではないと思っていたので思わぬところで手に入って嬉しかったです。

f:id:thats-research:20180506033130j:image

定価は6,480円(税込)。近未来っぽい商品の割には安いのかもしれませんが、使いこなせないのでは、と思うと高いような気も。

早速レビューを見てみたところ、

・なにげない会話を楽しむのがメイン(クイズや動物の鳴き声、計算など)

・音楽の再生やChrome Castとの連動は良い

コンシェルジュとしては出来ることが少ない

などなど…

エンタメアシスタントとして活用するのは楽しいものの、それ以外はまだまだ、という印象でした。

 

音声アシスタントはどういう使い方が最適か?

音声情報を使うメリットは、字が読めない子どもを含め、同時にたくさんの人と情報を共有しやすいことだと思います。

あとは、改まって何かを見たり読んだりしなくても「ながら」状態で情報が拾えること。

そこで、皆に知っておいてほしい情報を話してくれるツールとして使えば、忙しい時間帯でも気軽に必要なことを知ることが出来るのでは?と考えました。

 

Googleカレンダーを読み上げ用に使って忘れ物をなくす!「大事なことリマインダー」

Google Homeに「今日の予定は?」と聞くと、予定を読み上げてくれます。

我が家ではこの機能を使って、その日の持ち物やタスクを予定に登録し、リマインダーやタスクリストのような形で活用しています。


子ども達が通う保育園では足りない生活用品を都度補充したり、行事などでその日必要な持ち物が日々違ったり、提出物の締切があったりと覚えておかなければならないことがハンパなく多いです。

毎週決まっていることでも朝のバタバタで忘れてしまうことも多いのに、イレギュラーがあった日にはほぼ確実に忘れます。


また我が家は主に保育園の送り→父、迎え→母です。お迎えの時に先生から聞いた連絡事項等の伝え忘れもしばしば。

そういったことは出来れば他のツールに覚えておいてほしい…もっと言うと出来れば代わりに伝えてほしい…そんな未来感ハンパないことを実現してくれました。

 

読み上げてくれるカレンダーはメインカレンダーがデフォルト

Googleカレンダーはカレンダーを複数作成して色や表示を分けることが出来ます。Google Homeで読み上げるカレンダーはアプリの設定画面で自由に選択できます。

ただし2018年5月15日現在、Google Homeアプリのその他の設定>カレンダーをタップしてもエラーが出るため、カレンダーは選択出来ません。その場合、読み上げてくれるのはデフォルトで設定されているメインカレンダーのみです。

メインカレンダーをすでに使っているとか、どうしても別の用途に使いたい!というのもなかったので、メインカレンダーをGoogle Home用にしてしまうことにしました。

メインカレンダーをすでに仕事用等で使ってしまっている方は、Google Homeのカレンダー設定不具合が解消されるまで待つことになるかと思います。

 

Googleカレンダーアプリでメインカレンダーを調べる

ちなみにメインカレンダーとは「Googleカレンダーで1番最初に作成されたカレンダー」のことで、メインカレンダー以外のカレンダーのように削除したりすることは出来ませんが、機能にメインとそれ以外との差はありません。

このメインカレンダー、複数のカレンダーを作成して使っていると一見どれなのかがわかりません。

どれがメインカレンダーなのか、Googleカレンダーアプリで調べてみました。

 

メニューバーをクリック。

f:id:thats-research:20180506050340j:image

 

メニュー下部の「設定」をクリックすると、

f:id:thats-research:20180506043420j:image

 

以下の通り作成したカレンダー一覧が表示されます。

f:id:thats-research:20180506042938j:image

我が家は家族の名前でカレンダーを複数作成していますが、メインカレンダーは「予定」という名前の1番上のカレンダーです。

 

「母」というカレンダーをタップすると、

f:id:thats-research:20180506050357j:image

カレンダーの名称が最上部に表示され、名称の変更が出来ます。

 

しかし、「予定」というカレンダーは

f:id:thats-research:20180506050403j:image

名称が表示されず、変更が出来ません。変更出来ないのがメインカレンダーです。

正規の確認方法ではないかもしれませんが、この方法でメインカレンダーを知ることができます。web版のGoogleカレンダーでカレンダー一覧を見る方法でも調べられます。

 

当日の持ち物やタスクを読み上げ用カレンダーに登録する

Googleカレンダーのメインカレンダーにはこんな風に登録しておきます。

f:id:thats-research:20180506050647j:image

 

これで、「OK Google、今日の予定は?」またで、「カレンダーには予定が3件入っています。最初は今日の、シーツ交換の日です。次は今日の歯の検査、歯磨きをして手鏡を持っていく日、3つ目は今日の歯科検診」

と読み上げてくれます。

「今日の予定は?」では今のところ、登録している時間は教えてくれません。一方、「今日はどんな日?」と聞くと時間を読み上げてくれます。不思議な違い。

 

登録する時の注意点

読み上げてほしい予定は時間設定を!

Google Homeは、時間が決められていない終日設定の予定は読み上げてくれません。祝日とかをいちいち読み上げないようにという配慮なのではと思います。

読み上げてほしいものは、必ず時間を設定しています。

 

設定する時間にも注意

読み上げ時点で開始時間が過ぎているものも読み上げから外します。

たとえば朝起きる時間ではなく出かける時間にするなど、確認するであろう時点より後の時間に設定するのがポイント。我が家は出発時間&他の予定が入りにくい朝8時に設定しています。

 

読み上げる時のことを考え、話し言葉で入力

音声認識や読み上げの自然さは驚くほどですが、それでも訓読みを音読みしてしまったりイントネーションがおかしかったりして「何のこと?」となるものもあります。まだまだ使い方に工夫が必要。

子どもも一緒に持ち物確認することもあり、なるべく固有名詞は避け、簡単な言葉で入れるようにしています。

また、読み上げの時に「〜です。」というので、「〜の日」と登録して聞く時に違和感がないようにしています。このあたりの聞きやすい入力の仕方は引き続き考えていきます。

 

導入後、忘れ物が激減

これで登録さえしておけば、前日の夜「明日の予定は?」と聞くと明日の持ち物、忘れてはいけないことをすべて言ってくれます。

 

保育園の予定は年間行事予定表があるため、あらかじめ1年分を反映しておき、それぞれの行事に合わせた持ち物を一緒に登録しておきます。

保育園で聞いた連絡事項や締切などはその場や帰り道でとりあえずタイトルだけでもさっと登録し、あとで編集。

両親がそろっている日の晩ご飯や朝ご飯など、家族がそろうタイミングで「明日の予定は?」「今日の予定は?」と聞くのを習慣づけています。

3歳半の長男は自分でお支度するという練習を保育園でしていて、家でも持ち物は一緒に確認するようにしています。持ち物を前日や当日朝に読み上げてもらい、「体操服がいるね!」とかばんの中に一緒に入れるという運用で、とてもスムーズになりました。

思いついたことはちょっとしたことでも登録するようにしていて、会社で「印鑑忘れた!」→翌日の予定に「印鑑持っていく」、誰かにプレゼントを渡す→翌日の予定に「〇〇さんにプレゼント持っていくの忘れない」、明日残業→「パパがお迎えに来る日」などなど…

使い方の幅は検証中。例えば旅行の当日必要なもの(前日まで使う必需品)も登録しておくと、リストとにらめっこしている暇がなくてもうっかり忘れを防げるかも…と思っています。

 

他のカレンダーアプリと予定を同期する

我が家の主力カレンダーツールはTime Treeです。
TimeTree【タイムツリー】 - グループでのスケジュール共有とプライベートの予定管理ができるカレンダーアプリ
とにかくめちゃくちゃ簡単に予定が共有できる優秀なツールなのですが、他カレンダーとの同期は表示のみで、予定の登録は今のところ、手作業でコピーしか出来ません。

夫と共有したいものは変わらずTime Treeに登録し、その予定を表示させながらGoogleカレンダーに必要事項を登録するという運用。

2つのカレンダーに予定を登録するのはやや面倒ですが、登録さえすれば忘れられるのがかなり快適なので、今のところやれてます。
家族の予定はGoogleカレンダーを利用しておらず、仕事もOutlookカレンダーのため、GoogleカレンダーはちょうどGoogle Home用に振り切れたところもあります。

 

ショッピングリストもめちゃくちゃ便利!予定表との使い分け

機械が好きでない夫でも、買い物リストへの追加はGoogle Homeに話しかけてくれます。

夫はGoogleアカウントを持っていないので、ショッピングリストで私のほぼ使っていないサブアカを共有対象にし、夫の端末でログインして見てもらえるようにしました。

Google Homeアプリで見てもいいのですが、ショッピングリストはwebサービスなので、端末のホーム画面にショートカットを作るとより簡単にチェック出来るようになります。

登録は便利だしシンプルなので使いやすいのですが、リマインダーの機能はありません。なので、すぐ買う必要があったり期日のあるタスクは予定表で管理しています。

買い物は週末のまとめ買いで間に合うもの、やることは締切がないものをショッピングリストに登録するという形で使い分け、今のところスムーズです。

できればショッピングリストとGoogle keepなどを連携させたいのですが…IFTTTなどでリマインダーがつけられないか、今後使いやすい方法を模索していきます。

 

連携サービスは発展途上

よくバスを使うのでバスの時刻表を調べようとバスナビを使いましたが、バス停が登録されていないのか読み仮名が違うのかで出てこず。

バスナビの使用例に出てくるものをそのまま言ってみてもダメでした。

Googleはマップが優秀で、「近くの〇〇」は結構ちゃんと案内してくれますが、地名の読み仮名を間違って認識していることもあり、交通案内はまだ頼れるレベルではありません。

他の連携サービスも今のところたまに使っているのはピカチュウトークくらいです。これから増えたり精度が良くなると思うので期待したいと思います。