散々迷って結局トリップトラップに決めた話-キッズチェアどれにするか問題②【トリトラvsリエンダーvsファルスカ・ノミ】
タイトルの通り、散々色々なメーカーのものをリサーチしたにも関わらず結局スタンダード&キャッチーの代名詞、ストッケ トリップトラップ ナチュラルを購入しました。本命どころか対抗にも挙がっていなかったのに…今回は実物を見るのが本当に大事だと痛感。
トリトラに決めた経緯を記録します。
実際に座ってみてわかったこと
実物を見ると、webで見ていた写真といかに違うかがよくわかりました。特に質感等は実際に見て回って比較したところ、イメージとかなり違うものもありました。
体験その① ファルスカ スクロールチェアプラス
写真を撮り忘れましたが、はじめにダッドウェイ でファルスカのスクロールチェアを見ました。長男は試しに座って「すわりやすーい」とご満悦。ただし私の印象は写真で見るより圧迫感がある…ということと、座面が布張りなのでディレクターズチェア(映画監督の椅子)っぽく、チープな感じがどうしてもするなと。
体験その② ストッケ ステップス&トリップトラップ
次はイルムスのストッケコーナーでトリップトラップとステップスに座ってもらいました。
この時点で長男はステップスに一票。ただし夫はトリップトラップがかなりお気に召したようでした。確かにweb上の写真やスペック表記なんかでイカついものを想定していましたが、テーブルと一緒に見るとスリムでしっくりきました。
逆に期待していたステップスは、思いのほか地味というか普通のカウンターチェアと変わらないというか…並べるとトリトラの方が良く見えるのと、やはり座面の高さが変えられないのがボトルネックと痛感。
体験その③ リエンダー・ノミ・トリトラ(再)
最後はどうしても見たいと思っていたリエンダーの取り扱い店舗を調べ、名指しで見に行きました。座ったところを撮ったはずが写真がなく、ノミとの集合写真で恐縮です。
長男はちょうど展示品が自分のサイズにぴったり合っていたため、「これが良い!」とノミにがっついていました。でも個人的にノミはデザインに食事椅子感がなく、落ち着かないフォルムだったので候補からは外しました。
リエンダーはイメージ通りの素晴らしいデザインで本体も軽く、即決!と行きたいところだったのですが、子どもを座らせてみると、「あれ、なんか座りづらそう…」
トリップトラップは座面の広さを棚板を引き出して調整出来、縦幅を最大20cmほどにすることが出来ます。リエンダーはこの辺の調整は出来ず、トリトラよりも座面が狭そうです。つんのめるほどではないもののリラックスして座れない感じ…
1歳頃であればリエンダー一択だったんだろうと思いますが、ベビーカーでも座面の狭さで失敗しているので、ビビりが発動しトリップトラップに軍配。
夫も2件目と同様、リエンダーよりもトリップトラップのようで、「これでプラス1万円はなぁ…」ともっともなことをつぶやいておりました。
色も私が選ぶと迷いに迷ってここから更に1週間ほどかかりそうだったので、夫に最終判断を任せオーソドックスなナチュラルに。
とは言え、リエンダーへのあきらめはついていません。今はオンラインで並行輸入品を買えばトリトラより安いくらいですし、1月に生まれる第二子の時に改めてトライしたいと思います。
家で組み立て、使ってみて
組み立てにかかった時間は15分ほど。
長男は「色々文句をつけて候補にも入れなかったトリトラを今更選ぶ訳にいかない」という私の謎の圧に臆してか、これが良いと一度も言わなかったものの、家で組み立てて座ると「かっこいい!」と嬉しそう。夫も「もっと早く買えばよかったねえ」と言っておりました。
以前は足置きがなかったので自分で座れるようステップを置いていましたが、登りづらそうで危なく、目が離せませんでした。
やはり若干重いので、長男が自分で椅子を引くのは大変そうです。ただどっしりしていて椅子の上で多少暴れてもへっちゃら。とにかく動き回るので、このくらい堅牢な方が倒れる心配がなくて良い。そして思った以上に邪魔にならない。
散々迷いましたが、実物を見に行って、その時の座りやすさ等で選ぶのが無難と思いました。どの時期に買うかでも購入基準は変わってきます。(たとえば、うちはもはや「抜け出さない」は選定基準にに入らない)
結局子どもが3歳になってみて思うことは、新生児から大人まで使えるものを買ったとしても、その時々で使うものの選定基準は異なってくるので、すべてにフィットするものはないということです。
その時一番重要なポイントを優先して選ぶしかないので、長く使えるという点をあまり過信しない方が良いなぁ、と思った次第です。