【長期レビュー】3年使ってわかったキッズ(ベビー)チェアどれがいいか-キッズチェアどうするか問題④【トリップトラップvsレモチェア】
トリップトラップとレモチェアを使いはじめて約3年が経ったので、ここで長期使用レビューをしたいと思います。
購入後
トリップトラップ:約3年
レモチェア:約2年
が経過しています。
総評
トリップトラップ
座りやすさ ★★★
メンテのしやすさ ★★☆
高さ調節 ★☆☆
非常に良いです。特に大きな不満はありません。
くの字型の脚の安定感がすごい
子どもは思った以上に椅子に対して暴力的で扱いも雑、グラグラさせようと果敢にチャレンジします。上で暴れてもびくともせず、2歳の末っ子が背もたれにぶら下がっても倒れません。素晴らしい堅牢さ。
安定感の割に軽い
結構本体重量ありますが、脚の底の滑りが良く2歳児でも余裕で引けます。かと言って座っている時にズレることもないという最高仕様。
すごいぞこの椅子は!
弱点は以下の通り。
何度も動かすと床が傷つく
ただ、何度も引いているうちに床に傷がついていました。脚の下に一応ラバーが貼ってあるのですが、結構かたいものです。また砂等がラバーにくっついていることもあり、そのせいかもしれませんが…対策としてフェルトを貼っています。
座面や足置きと脚の隙間に細かいゴミが挟まる
上の写真の通り、座面や足置きは板を脚についているくぼみに差し込む仕様なのですが、このくぼみと座面板の間にパンくず等がつまりがちです。板を外すのにL字のねじ回しが必要なので地道にウェットティッシュ等で取るしかないのですが、地味に面倒。
高さ調節に関しては頻繁に行わなくてよいので、さほど不便さは感じていません。
座面が平面でお尻が痛くなりそう問題についてはクッションカバーで対応。が、子供がファスナーで遊び何度も外すので現在は外しています。なくても気にならないようです。
レモチェア
座りやすさ ★☆☆
メンテのしやすさ ★★☆
高さ調節 ★★★
高さが変えやすいのは良いのですが、長く使うには少し使いづらい印象。
座面の高さがレバーで簡単に調節できる
我が家は家族分の椅子しかないので、来客があると椅子が足りません。また子ども達が別の椅子に座りたがることもあり、大人の椅子を取られてしまうと座れる椅子がなくなります。そういう時にすぐ座面を下げることが出来るのはとても便利です。
その機能は非常に良いのですが、それを上回る弱点が…
座ったまま椅子を前に出せない
レモチェアの脚は前の2本がすべり止めになっていて、後ろの2本にキャスターがついています。
座る際には椅子を引く→座る→戻す、という行動を取ります。子どもが座ったあとテーブルに近づけようと椅子を前に押す時、レモチェアは普通に押しても前の脚がストッパーになって動きません。
椅子を引く時は斜め後ろに倒して前後に移動させる想定なのだろうと思いますが、本体が重いためその動作をしようとするとかなり力が必要です。
そして子どもが座っている時は倒して動かすことは出来ないので、子どもが乗った状態で椅子を持ち上げて前に出すことになります。これを毎回やるのが非常に面倒です。
背もたれと座面の隙間に挟まりやすい
座り方を変えるためにおしりを後ろに出すと、背もたれと座面の隙間に子供が挟まって抜けなくなることがあります。座面をもっと低くすれば解決できるとは思いますが、2-3歳の時の座面の高さだとどうしてもちょうど挟まってしまうくらいの隙間が出来てしまいます。
私の場合はレモチェアとの比較で、トリップトラップの使いやすさを実感しました。
耐久性
傷つきにくく、見た目は変わりない。ガタつくこともない。
レモチェア:
脚部分等は変わりないが、座面がぎしぎしするようになった。座面の高さを変える際にガタつくようになった。塗装がややはげてきた。(これはトリップトラップもカラーのものだと発生するかも)
以上より、次男の椅子(3脚目)はもう1脚トリップトラップを購入しました。